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日常生活に潜む恐怖

台湾・高雄での大規模なガス爆発事故は、ガザ地区の爆撃映像の衝撃に等しい酷さだった。
先日のトランスアジア航空事故の記憶も生々しい中、事故の概念をとうに超えてテロ並みに近い。昨今多発する猟奇的な事件も含め、気候も異変続きで、日々ニュースを見るのが怖くなる。それは自分への異常な包囲網が、無限に拡がっていくような錯覚に陥らせる。

被害を認識した3年前は、少なくとも平和な社会が前提の日常生活だったのだ。自己の内面だけでなく、取り巻く社会も一様に壊れていく怖さ。この被害に付き物の「リンク」なのだろうか。ガザ地区停戦と同じく、何処かで歯止めが掛かるのを願ってやまない。

高雄のガス爆発ほど目に見えての悲惨さはないが、一見安穏な日常生活の水面下で着々と毒を吐きながら、溜まり続ける「悪意」もまた怖い。露見したら最後、高雄の爆発にも似て時限装置の如く立て続けに炸裂し(連鎖するのである)、根こそぎ破壊の限りを尽くすのだ。
「集団ストーカー」とはそのように根が深く大規模で、立件し難い厄介な犯罪なのである。

手元にこれぞ「集スト犯罪被害者の世界観」を描いたものと、感じられる小説がある。
昨年ドラマ「半沢直樹」でブレイクした原作者、池井戸 潤著作の「ようこそ、わが家へ」(小学館文庫)だ。昨夏発刊直後、主人公(被害者)にのめり込むように感情移入しつつ、一気に読破してしまった。被害者の皆さまは元より、一般の方々にも是非お読み頂きたい、重層的で展開の早いドラマ仕立ての良質な1冊である。

●あらすじ:村上貴史(解説) 

 
真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。

執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り1戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。直木賞作家が「身近に潜む恐怖」を描く文庫オリジナル長編。

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